【旅のプラン】独特の文化と風習。タナトラジャの観光方法

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タナトラジャ（Tana Toraja）はインドネシアのスラウェシ島（Sulawesi）にある。船の形をした屋根が有名で、独特の文化や風習がある地域である。インドネシアへ旅行する際は是非行ってみたい所ではあるが、そこへ行くのは結構面倒のようだ。

タナトラジャの観光はランテパオ（Rantepao）という街を拠点にする。ランテパオへの行き方は、まずスラウェシ島のマカッサル（Makassar）まで飛行機で行き、マカッサルのバスターミナルからバスに乗る。

マカッサルからタナトラジャへ行くバスは、朝出発する便だと12時間、夜出発する便なら10時間ほどかかるようだ。バスがタナトラジャに着いたら、そこでガイドを雇いタナトラジャの見どころを回ることになる。

タナトラジャを回る方法は2通りある。タナトラジャまでバスで行き、現地でガイドを雇う方法と、あらかじめパッケージされたツアーを手配する方法である。

タナトラジャまで公共のバスで行く場合は、マカッサルのバスターミナルまで行かなくてはならない。時間を有効に使いたければマカッサルに到着した日のバスに乗ることになる。当然夜行バスとなる。

タナトラジャに関する海外のレビューを見てみると、タナトラジャ観光は現地のガイドの質に左右されるようだ。1日当たりのガイド料金は人によりかなり幅がある。オートバイでタナトラジャを回るならかなり安そうだが、車の方が安全で便利だろう。

ガイドは大勢いるので、ガイドを雇えないということはないだろうが、やはりガイドの質が気になる。

現地のパッケージツアーにはバリ島発のものもあるが、マカッサル発の方が安い。下記の旅行会社は、ツアーの内容を詳細に記載しているので参考になる。また、ツアー内容を事前に知ることができるので、現地でガイドを雇うよりは安心だ。

このツアーではマカッサルの市内へ行くことなく、空港からツアーが始まるので、車で直接タナトラジャへ向かうことができる。また、マカッサルからタナトラジャまで片道約8時間と、バスと比較すると時間のロスが減る。タナトラジャでの食事がすべて含まれているのも気に入った。

ツアー内容から判断すると、3泊4日のツアーが長すぎることもなく、短すぎることもなく、ちょうど良い日数だと思える。この3泊4日のツアーでは、宿泊するホテルのランクによって3種類に分かれる。1人で参加する場合のツアー料金は下記の通りとなる。

Toraja Heritage Hotel（Standard Room）を利用する場合・・・$794.12
Hotel Marante Toraja（Deluxe Room） or Toraja Misiliana Hotel（Deluxe Room）を利用する場合・・・$635.29
Toraja Prince Hotel（Deluxe Room）を利用する場合・・・$552.94

ツアーの内容は変わらないので、ツアー料金の違いは単純にホテルのランクの差による。

しかし、ツアーで使用されるホテルをトリップアドバイザーやホテル予約のサイトで調べても、評価に大きな差がないのが気になる。また、タナトラジャ独特の船のようなロッジに宿泊できるなら多少の出費もいとわないが、いずれもそのようなロッジではないようだ。

立地の面から見ると、ランテパオの中心部に1番近いのはToraja Heritage Hotelで、次がToraja Prince Hotelのようだ。もし時間があるならランテパオも歩いてみたいので、できればランテパオの市中に近い方がいい。

これらのことを検討すると、最もツアー料金の安いToraja Prince Hotelで十分であろう。